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【291】朝の恒例行事 [即興小説トレーニング]

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 お題 :楽しい言い訳
制限時間:15分

タイトル:朝の恒例行事


 私には最近、気になる人がいる。
 彼は今日も、1時限目の授業中に現れた。

「すみません、遅れましたー!」

 なにせ彼は遅刻の常習犯。ほぼ必ずと言っていいほど、1時限目が始まってから終わるまでの間に登校してくる。

「あーはいはい、今日はなんだ?」

 いつものことなので、先生の対応もこの通り。

「いやー、今日はですね」

 そして始まる、彼の楽しい言い訳。
 最初の頃は荷物を持ったおばあさんを助けた、バスが遅れてきた、というようなよくありがちな内容だった。
 それが1か月が経つ頃には、まったく違う言い訳になっていたのだった。
 ほぼ毎日の遅刻のため、今までに使った言い訳は通用しないと考えているのだろうか。
 光の勇者になって世界を救ってきたこともあれば、自転車に乗り遅れたこともあった。
 今日はいったら、どんな楽しい言い訳を聞かせてくれるのだろうか。

  <あとがきという名の言い訳スペース>

 今気付いたけど最後誤字ってるわ。即興291品目です。
 実際にそんな遅刻してくるクラスメイトなんていませんでしたが、フィクションではよくいますよね。
 そのままサボるのに比べれば、ちゃんと顔出してるだけまじめなんじゃないかと思ったりします。

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【290】新スキル入手!? [即興小説トレーニング]

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 お題 :箱の中の「うりゃぁ!」
制限時間:15分

タイトル:新スキル入手!?


『うりゃぁ!』

 今日のメンテで新しく実装されたダンジョン。その中ボスが落とした宝箱。その中に入っていたアイテムの名前はそう書かれていた。

「うりゃあ?」
「うりゃぁ」
「……うりゃぁ、だねぇ」
「なんだこれ、ハズレか?」

 一緒にダンジョンに潜った、いつものギルド仲間に見せてもそんな反応だ。そんな中に待ったがかかる。

「このアイコンはスクロールじゃないか?」

 スクロール、それはスキルを習得するのに必要となる使い捨てアイテムだ。
 このMMORPGではマジシャンやクレリックの魔法に限らず、ソードマンの剣技やランサーの槍技なんかのスキルも、スクロールを使用することで習得するシステムになっている。

「ってことは、これ新スキルか!」
「剣や槍っぽくないな」
「でも魔法はもっとねーな」

  <ここで制限時間>

「スキル名っていうより、掛け声じゃねこれ」
「とりあえず殴ってるイメージあるわ」
「んじゃグラップラーのスキルかね」

 新要素だからきっと欲しがるヤツもいるだろう。そう結論付けて持ち帰ることにしたのだった。

  <あとがきという名の言い訳スペース>

 お題がイメージしきれなかったので勢いでなんとかしようとした、即興290品目です。
 後から考えてみると、スキルがドロップ入手ってゲームバランス的にいいのかわかりませんね。
 昔にやってたMMOでは、交換可能なドロップアイテムを何種類か集めるクエスト報酬で上級魔法入手とかありましたが。
 ちなみに、普通にグラップラー(格闘家)のスキルなのか、実はクレリック(僧侶)の緊急用殴りスキルなのかは迷ったので決めてないっていう。

【289】豊穣の儀式 [即興小説トレーニング]

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 お題 :秋の儀式
制限時間:15分

タイトル:豊穣の儀式


 秋、それは実りの季節。
 寒い冬を越し、春の温かさに目を覚まし、暑い夏の日差しを受けて、育った果実たちが今年も村を救ってくれる。
 それら果実たちを狙った動物たちも、村に住む狩人たちの弓や罠によって肉となる。
 そういった食糧たちを捧げ、今年も冬を越せることにお礼をする。
 そして来年もまたこの豊穣が続くことを祈り、神にお願いする。
 豊穣祭――若い衆にはまだ年に一回のお祭りは、そういう儀式である。

  <あとがきという名の言い訳スペース>

 約2年とか盛大に空いてました、即興289品目。
 お題で思いついたのはこんな感じですが、後から見返すと「若い衆にとってはお祭り」なセリフとか欲しかったですね。
 あとは儀式っぽく「奉納の舞い」とか。
 それよりも、制限時間15分中5分くらいは手が止まったり言い回しの修正したりに使うから文字数が少ない点が気になったり。

【288】魔法を使った遊び [即興小説トレーニング]

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 お題 :100の王子
制限時間:15分

タイトル:魔法を使った遊び


 その日、城は非常事態にあった。
「中庭の反応は4!」
「東塔は30はあるぞ!」
「階ごとに調べなおせ!」
 宮遣えの魔法使いが探索し、
「二人が右、二人が左から回りこめ!」
 部隊長が指示を飛ばし、
「あっちか!?」
「そちに言ったぞ!」
 屈強な肉体を持つ兵士が走り、
「王子! お待ちください!」
 メイドどころか、運悪くその日城に来ていた貴族たちすらも走る。
 まだ8歳である王子の、よくある戯れ。
 鬼ごっことかくれんぼを混ぜたようなその日の遊びは、逃げる王子が分身魔法で100人に増えていたのだった。

  <あとがきという名の言い訳スペース>

 とりあえず王子を100人。即興288品目ですね。
 ノリでてきとーにやったので、なんで分身魔法覚えてるのかとかそもそも分身魔法が一般的な魔法なのかとかはスルーでお願いします。

【287】どう見ても組織票です [即興小説トレーニング]

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 お題 :神の多数決
制限時間:15分

タイトル:どう見ても組織票です


 神――それは人々の信仰によって生まれ、その信仰に合わせて力を持つ存在。
 多くの土地で様々な信仰があり、その一つ一つが神を生み出してきた。
 加護を受けた人間たちは生活範囲を広げ、やがて別の信仰を持つ人間たちと出会う。
 そうして人間同士の戦いが起こり、敗北した側は神を失い、勝利した側はより強い力を持つ神を奉じる。
 そうして、ほぼ全ての土地に何かしらの神の加護が行き渡った。
 自分を崇める人間たちが争いを控えるよう、神々は神々同士で話し合いをする機会を設けることにした。
 神の多数決によって、その話し合いはルールが決められていった。
 集まるのは年に一度である。集合場所は人間たちが日本と呼ぶ国である。と。

  <あとがきという名の言い訳スペース>

 そりゃ八百万もいますから。即興287品目。
 昔の呼び方で10月を神無月。その理由は日本中の神々が一同に集まる時だから。
 そして集まる場所――出雲では神在月とも呼ぶ。というのは、ある程度知られていることですね。

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